2011年10月31日月曜日

秋の週末旅行

2泊3日で出かけた週末旅行。パリから300キロほどのMayenne県にあるChâteau Gontierというところへ行ってきました(位置的にはブルターニュの一歩手前)。この旅行の目的は「休む」です。一年以上前から休みナシで走り続けてきた自分へのご褒美といったところ。民宿の部屋も、「浴槽のあるところ」を第一条件で探しました。一年ぶりに湯船につかれてシアワセ!朝ぶろなんて贅沢なことをやって、2泊だったのに、計4回お風呂に入りました。フランスの紅葉も思う存分堪能して、身体も心も充電完了です。

民宿(Chambre d'hôte)と呼ぶにはもったいない素敵な宿の名前は
Chêne Vert (緑の柏=トキワガシ)
右に映っている大きな木が、ここのシンボルの
柏の木だと思います。木の枝にブランコがついていました。
思わず「大草原の小さな家」のローラになった気分。全然関係ないけど、
あのドラマを見ていた頃の憧れとリンクしてしまいました。



パリへ帰る日の朝に牛さんたちの隣を通りました
ちゃいろの牛からはココア、しろい牛からはミルク、黒と白からはカフェオレ…

紅葉を楽しみながらの帰路

短い週末旅行で、少ししかパリを離れていないのに、パリに戻ると人の多さと、人と人の距離の近さに圧倒されてしまいました。メトロに乗ったら、普段ならそんなに気にならなくなっていた他人との至近距離、ひとの荷物が肩にあたったり、ひとの身体に押されたりするのが、とても不愉快に感じられました。人と人の間が狭いとうことです。都会だから人は多いし場所は狭い。こんな単純なことをしみじみと身体で実感しました。
そんなメトロの中で、赤ちゃんを抱っこしたお母さんが空いている席に座ると、隣にいたおじさんが満面の笑顔でビニール袋の中を探り始め、一冊の絵本を取り出して「はいどうぞ」ってプレゼントしていました。始めはびっくりしていたお母さんも、やさしい笑顔のおじさんと打ち解けて会話が弾んでいました。傍から見ていてとてもほほえましい雰囲気でした。「袖触れ合うも多少の縁」、狭い都会も捨てたもんじゃありません。


朝ごはんに出てきたくるみと、お散歩中にひろったどんぐりこ
トトロみたいな木の実のおみやげ




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