2010年12月27日月曜日

サトウサンペイさんのブログ

  小学生のころ、漫画というのはいけないものだと思っていた。
要するに、買ってもらったことがなかった。
(だから本をたくさんたくさん読んでいて、国語の成績はよかったのだけれども、その反動で中学生になってからマンガに手を出してしまい、いわゆる日本文学と呼ばれる作品をほとんど読まずにここまで来てしまったような気がする。)
  ただ唯一手に入る漫画と言えば、朝日新聞に連載されていたサトウサンペイの『フジ三太郎』と、日曜版に掲載されていたみつはしちかこの『ハーイあっこです』で、これを兎に角ものすごく楽しみにしていたことを覚えている。
しかし朝刊の4コマ漫画なんて、社会を知らない子供には難しくて理解できないことが多く、そんな日はがっかりしていた。ただ、フジ三太郎が若くてきれいなおネエちゃん好きなんだなということは理解していた。
1991年に連載が終了してしまったときは本当に悲しくて、作品集を買ってもらったのを覚えている。小学校6年生か、中学生になりたてのころだ。

  とそんなことをフト思い出して、検索してみたらサトウサンペイさんのブログを発見して大喜びしているところ。もう終了してしまったようなのだけれど、あの優しいタッチでいながらウイットの効いたサンペイさんの絵と、思わずウフフと笑ってしまう文章がとても素敵なブログです。


サトウサンペイさんのブログ「ジーの思い出し笑い」より




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