2012年7月14日土曜日

夏の小旅行3 ノルマンディー


田窪恭治さんという日本のアーティストをご存知ですか。
ノルマンディー地方の廃れた礼拝堂を10年間かけ修復すると
同時に自分の作品にしてしまったひとです。

りんごの礼拝堂の名前でしられる
サン・ヴィゴール・ド・ミュー礼拝堂へ
やっと来ることができました。



















色とりどりのガラスの屋根瓦↑
中からみるとこんなかんじ→
雨が少し降って、水滴が瓦についているときが一番素敵なんだそうです。



ノルマンディー地方特産のりんごの季節ごとの表情が
 壁いっぱいに描かれてあります。


      




ご興味のある方は


そして次なる目的地は
モンサンミッシェル!



見えてきたきた

着きました。モンサンミッシェルからの眺めです。

夜の修道院を見学。
美しいけれど結構不気味な雰囲気です…





 迷子になりそうなくらい(絶対なる)広くて、大きくて、美しい建物が何世紀も昔に作られたという、その当時どのようにこの修道院を作ったのかと想像するだけでも気の遠くなりそうな話。昔の人は国を問わず賢くて忍耐強かったんですねぇ。


夜の見学は、夏だけです。
行かれる方は、防寒対策をお忘れずに!

2012年7月9日月曜日

夏の小旅行その2 ジュラ

2年前にパリから移り住んでしまった友達家族を訪ねて、7月の初めジュラ地方に行ってきました。なんとなく古い記憶にある(?)「ジュラ紀」の、ジュラです。スイス国境にほど近い、コンテチーズで有名な、ジュラ地方。

ずっと曇り空続きのパリから脱出して、現地ではお天気に恵まれました。

着いた日は、日光浴をしにダムへ

こーんなにきれいな、ダム

翌日はハイキングをしました。

ジュラの森には苔がたくさんあるんです。


おおおきなきのこ(右はし)も。
ちょっと、もののけ姫の森みたいだと思いました。

エコロジーな家にこだわった、
お友達一家の新居が建つところです。


ジュラのワインで
コンテチーズをいただきました。
6か月、12カ月、18カ月熟成ものの、食べ比べ。なんて
贅沢なことをさせていただきました。

3日目はスイスまで車で連れてきてもらいました。
レマン湖のほとりにある町Nyon
ここから船にのって…

対岸のフランスの町Yvoireに行くという
面白い体験をしました。

お花がたくさん咲いている町です

お昼は、

名物のお魚のフライを

スイスのワインで!

スイス側に戻ります~(車がそちらにとめてあるので)
遠くに見えるのがアルプス山脈。
もっと晴れていたらモンブランも見えるそうです。


3日間お世話になったのは、私がパリに来た直後からお付き合いしていただいているお姉さん的存在のMさん。パリから移住してしまったのでなかなか会えずに、今回もほぼ2年ぶりの再会でした。Mさんとは、出会った当初から会うたびに話が尽きなくて、いっつも楽しいおしゃべりをさせていただくのですが、今回も、もちろん今まで会えなかった分、たっくさんお話をしました。
東京育ちの彼女が、フランスの田舎で、奥さんして、子育てして、お仕事して、お菓子作ってお料理して、とってもたくましく生活しているのを目の当たりにして、「う~んすごいなぁ~」と思ったわけです。すごいって、平凡な表現しか思いつかないのがナンですが。

私は片田舎出身なので、大都市に対する憧れなんてものがあります。東京には片道2時間で行ける距離でしたけれど、東京に行くってなると丸一日かかる行事なわけです。終電にも気を使わなくちゃいけないし・・・ってことで、私は今住んでいる「都会パリ」に固執しているのですが。。。

空気はいいし、朝は小鳥の声が聞こえるし、食べ物もおいしいし(Mさんはお料理のエキスパート)…

これから、ちょくちょく遊びに行かせてください!!





2012年6月16日土曜日

夏の小旅行その1 サンマロ


6月の半ばにブルターニュ地方のサンマロへ来ました。

砂浜をずっと歩いていたら、風が強くて耳がいたくて
たまりませんでした。





そしてばっちりこのかもめに糞を落とされる始末。


サンマロの動物はオコジョ(白てん)

フランスではめずらしい、こんな段重ねケーキを
作っているお店で、

ブルターニュ地方のお菓子クイニーアマンを。
バターたっぷり。これを二人で分けてちょうどいいくらいです。
しかしそれでも胃にもたれました。
日本のパン屋さんのクイニーアマンとは違います。
(一時期流行りましたよね~)